lost and found ( for me ? )

書評: ざっくりわかるファイナンス



ざっくりわかるファイナンス
石野雄一
光文社新書 2007/4/20

対象:

財務諸表はざっくり読めるけど、ファイナンスって何?
会計とファイナンスって何が違うの?

と思っている人

書評:

会計とファイナンスの違いを理解するために、会計入門書を読んだあとことがあるといいかも。
タイトルのとおり、ざっくりファイナンスってこんな感じというのが理解できる。

ファイナンスで、企業の将来価値を予測してみる場合、
このような考えで、このような計算(CAPM,WACCなど)を用いその企業の将来を
予想するといった説明が平易な文で書かれている。

難しい計算式はないので、入門者の自分にとっては、ファイナンスとは
どんなことをするのか理解するのに助かった。

また著者は日産自動車でキャッシュマネジメントをしていたこともあり、その時の
ことも、少しだが説明がある。

専門書ではないが、ファイナンスのさわりを知るには最適な本である。

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